住宅のミニチュアを見ながら話し合う男女

リフォームには、住居の一部分を簡単にリフォームする「プチリフォーム」と呼ばれるようなものから、建て替えに近い大規模なリフォームまで、さまざまなタイプのものがあります。

日々の生活に支障が出るようなリフォームをする場合には、一旦「仮住まい」に引っ越しをする必要が生じることがありますので、リフォームを依頼する前にしっかり準備しておきましょう。

ここでは、リフォームをするときの仮住まいの選択肢や注意点についてご紹介します。

仮住まいが必要になるリフォームとは? 

リフォーム中に住むスペースが確保できなくなってしまうようなときには、仮住まいを用意しなければなりません。

例えば、基礎部分から一旦取り壊して新しい住宅を作るようなリフォームをするときには工事が数ヶ月に及ぶこともあるため、仮住まいで生活することになります。 トイレやお風呂、キッチンといった水回りのリフォームは数日間で済むことがほとんどですが、リフォームが終わるまでは水を使うことができません。
そのため、一部分だけのリフォームであっても仮住まいが必要になります。住居スペースに手を入れずに外壁などをリフォームするだけの場合でも、工事中の音やニオイ、粉塵が気になるという人は仮住まいを検討したほうがよいでしょう。

どういった仮住まいを選んだらいいの? 

水回りのリフォームなどで数日間だけ仮住まいをするのならば、ホテルや旅館への宿泊で済ませられます。週単位・月単位で契約できるウィークリーマンションやマンスリーマンションを仮住まいとして利用するのも便利です。
数ヶ月に及ぶ大規模なリフォームならば、通常の賃貸物件やUR賃貸住宅を借りるのが一般的です。

ただし物件によっては、短期間の賃貸契約はあまり歓迎されないこともあるので、入居時に事情を話して理解を得るようにしたいもの。仮住まい用の賃貸物件を紹介してくれるリフォーム会社もあるので、一度相談してみましょう。

一戸建ての大規模リフォームのときには、家財道具はトランクルームに預けるか、引っ越し業者の預かりサービスを利用するとよいでしょう。

仮住まいをするときに必要な手続き

割れ物注意のダンボール

仮住まいに移動する前に、リフォームする家の電気ガス水道の使用停止の手続きをしましょう。固定電話やインターネット回線は一時中断するか、移設手続きなどをして使用することになります。

リフォームの期間に自宅に行けない場合には、郵便物の転送手続きも忘れずに行なっておきましょう。

1年以上生活の本拠が移るときには住民票を移動する必要がありますが、数ヶ月の仮住まいならば住民票は移動しなくてOKです。また、免許証の住所、携帯電話やクレジットカードの情報も変更する必要はありません。

大規模リフォームをするときだけでなく、水回りのリフォームをするときにも仮住まいを用意しなければならない可能性があるので、十分に気をつけたいものです。


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