リフォームを機に、クッションフロアという床材を選択する方が増えています。
クッションフロアはビニールを主原料とした、柔らかく温かい雰囲気が特徴の床材です。家の床が古くなりリフォームを考えているという方は、クッションフロアを選んでみてはいかがでしょうか。
この記事では、クッションフロアの特徴や、クッションフロアを導入するメリットについて紹介します。
クッションフロアってどんなもの？
クッションフロアというのは、塩化ビニール樹脂を原料にして作られている床材です。厚さが2mmから4mm程度あり、ふかふかと柔らかい感じがするのが特徴です。クッションフロアには、表面にレンガ風や木目風の柄がプリントされているものも数多くあり、床に敷き詰めると室内がパッと明るい雰囲気になります。
クッションフロアにするメリット
クッションフロアは表面がビニール製なので水分を吸収しにくく、汚れがつきにくいのがうれしいですね。ジュースなどをこぼしてしまったときにもサッと拭けばきれいになるので、掃除のストレスがかかりません。汚れが気になるトイレやキッチンの床材として、クッションフロアを採用するのもおすすめです。クッションフロアは柔らかく比較的滑りにくいという特徴を持つため、小さな子どもがいる家庭でも安心して使える床材と言えるでしょう。
リーズナブルなのもクッションフロアの魅力
クッションフロアには、張り替えや撤去作業が比較的リーズナブルにできるというメリットもあります。「急いでリフォームしたい」「リフォーム予算を抑えたい」と考えているのなら、ぜひクッションフロアを取り入れましょう。子どもが小さいうちはクッションフロアにしておき、成長に合わせてあらためて床材を変えるリフォームをするのも1つの方法です。
クッションフロアのデザインにも注目
クッションフロアにはさまざまなデザインのものがあるので、室内の雰囲気に合わせて床材を選びたいですね。木の素材を使った住宅なら木目調、スタイリッシュな室内にはチェック柄やタイル調のクッションフロアを敷くとよいでしょう。無地のクッションフロアもあるので、シンプルにリフォームしたいという方はこういったものを選びましょう。
クッションフロアリフォームの注意点
クッションフロアはビニール製でクッション性が高いため、重い家具を置くとへこんで跡が残ってしまうことがあります。
クッションフロアと家具の間に布や滑り止めマットなどを敷けばへこみにくくなります。
また、ビニール製のクッションフロアは熱によって変質しやすいので気をつけましょう。タバコの灰や熱湯をこぼすと床材が溶けてしまうことがあります。
また、紫外線によってクッションフロアの剥がれや劣化が起きるケースもあるので、カーテンで日差しを遮るなどの対策をしましょう。
クッションフロアは子どもがいる家庭でも安心して使えることから、多くの方に選ばれています。低予算で手軽にリフォームできるのもクッションフロアの良さといえます。床のリフォームを考えている方は、クッションフロアを選択肢にぜひ加えてみてくださいね。
