洗練された空間に! 和モダンリフォームのポイント

家を新築する際には、コンセントの数や設置箇所をよく検討するのが大切であるとされています。

しかし、中古住宅や新築でも建売住宅を購入した場合、暮らし始めてから必要なところにコンセントが足りないと気づくこともあるものです。

また、新築のときには問題を感じていなかった場合でも、家族構成が変わって部屋の割り振りを変えたり、模様替えをしたりすることで生活スタイルが変化して、コンセントが必要になるケースもあるでしょう。

このような場合、リフォームでコンセントの増設を行うのがおすすめです。
コンセントの増設リフォームのメリットやリフォーム方法の種類などをご紹介します。

リフォームでコンセントを増設するメリット

ちょうどいい位置にコンセントがなかったり、コンセントの数が足りなかったりする場合、テーブルタップや延長コードを使用して、いわゆる「タコ足配線」にしているというご家庭は多いでしょう。

リフォームでコンセントを増設することでタコ足配線を解消し、以下のようなメリットを得ることができます。

発熱や発火を防止できる

タコ足配線は1ヵ所のコンセントやテーブルタップにたくさんの電化製品をつなぐことになるため、適切な電流の容量をオーバーしがちです。許容量を超えて使用すると、発熱や発火などが起こる可能性があり、火災につながる危険があります。

部屋がすっきりする

必要な場所にコンセントを増設することで、コンセントから電化製品までを短い距離で配線できるようになります。コードを床に這わせる必要がなく、見た目がすっきりします。
床にたくさんのコードが延びていないため、掃除も楽になるでしょう。

コンセントの増設リフォームの種類

洗練された空間に! 和モダンリフォームのポイント

リフォームでコンセントを増設する場合、増設位置や目的などにより以下のような種類を選ぶことができます。

差込口を増やす

2口のコンセントパネルを3口や4口のコンセントパネルに変えることで、利用できるコンセントを増やす方法です。
配線自体は既存のコンセントのものを利用することになるため、常時使用はしないが、その位置に差しておけば便利というような電化製品が集中している場所のコンセント増設に適しています。
基本的にはタコ足配線と同じことですが、見た目をすっきりさせられるという利点があります。ただし、常時使用する電化製品を複数配線したいというような場合には向いていません。

既存コンセントを分岐する

既存のコンセントの配線を利用して、分岐することで別の位置にコンセントを増設する方法です。例えば「掃除機をかけるときだけ、この位置にコンセントが欲しい」など、延長コードがないと不便に感じているようなところへの増設に適しています。
ただし、こちらも差込口の変更と同様、基本的には延長コード+タコ足配線と同じことなので、大容量の電流を常時使用したいような場所のリフォームには向きません。

専用線を引いて増設する

分電盤から新たに増設するコンセントのために専用線を引く方法です。既存のコンセントとは別の配線になるため、大容量の電化製品を使用するために増設したい場合に適したリフォーム方法です。

リフォームでコンセントを増設するメリットと、どのような方法があるのかについてご説明しました。コンセントの増設をなさる際は、具体的な使用目的を明確にして、実際の生活をイメージして不便などがないかを検討したうえでリフォームプランを立ててください。


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