朝干してきた洗濯物が突然の雨によって濡れて台無しになってしまった、という経験をお持ちの方は多いと思います。
また、晴れていても花粉が気になり外に干すことができないなど、室内干しをする機会は多いですよね。しかし「室内に干す場所がなかなか確保できない」「見た目があまり良くない」など気になることも多いのが室内干しの難点です。
そこで今回は、賃貸住宅でも使える室内物干しのアイデアと、リフォームや新築をお考えの方におすすめしたい室内物干しの設備をご紹介いたします。
賃貸でもOKな室内物干しアイデア
賃貸住宅では壁や天井に穴を開けられないからと室内物干しの設置を諦めていませんか?
しかし、最近では賃貸住宅でも使えるような便利なアイテムが出ているのでご紹介します。
定番なのはスタンド式物干し
スタンド式物干しは安くて設置も楽なため、賃貸でも比較的取り入れやすいアイテムです。
しかし、設置スペースを確保するのが難しかったり、見た目もあまり良くなかったりするので購入を迷われている方も多いかもしれませんね。また、使わないときに邪魔になるという問題もあります。
エアコンを活用した引っ掛けるタイプの物干し
エアコン上部に引っ掛け、吹き出し口付近に洗濯物を干すタイプのものもあります。
設置が簡単で、使わないときには折りたためるのも嬉しいポイント。夏は除湿、冬は暖房で洗濯物を乾かします。濡れた洗濯物を吹き出し口に干すことによって、冬には乾燥対策にもなりますね。5kgまでの洗濯物を干すことができます。
たくさん干すなら突っ張りタイプの物干し
子供のいるご家庭など洗濯物が多いという方には、こちらの窓枠に突っ張り棒を設置するタイプの物干しがおすすめです。
しっかりと固定できるのでたくさんの洗濯物が干せます。窓から光や風を取り込むことができるので、花粉の季節など晴れているのに外に干せない、というときに便利なアイテムです。
リフォームや新築の際におすすめな室内物干し
リフォームや新築の際に室内干しスペースを確保したいとお考えの方にぜひおすすめしたい、便利な室内物干しをご紹介します。
部屋干しユニット
部屋干しユニットは、壁や天井に設置し、使うときにバーを下して洗濯物が干せるという設備です。
必要のないときには壁や天井に収納できるので見た目もスッキリ。手動式と電動式があります。設置は業者に依頼することになるので、タイプにもよりますが費用はやや高額になります。予算に合わせてタイプを選びましょう。
浴室暖房乾燥機
浴室暖房乾燥機には乾燥というモードがあり、浴室内の湿度を下げて乾いた温風で洗濯物を乾かすことができます。
天候や時間に関係なく短時間で乾かすことができるのがメリットです。しかし、電気代やガス代がかかるので、雨の日やどうしても早く乾かしたいときなど、使うシーンを選んだほうが良いでしょう。
サンルーム
「室内に部屋干しスペースを作ることができない」「臭いや見た目が気になるから室内には干したくない」という方におすすめなのがサンルームを作るという方法。
サンルームとは、ガラス張りで作られた部屋で、日光を多く取り入れることで洗濯物を乾かします。
晴れているけど花粉などが気になるという場合に便利です。ただし、日光が差し込まないときには洗濯物が乾きにくいので、補助的な設備だと考えておきましょう。
意外と室内干しをする機会は多いものです。洗濯物がストレスにならないように、リフォームで室内物干しを取り入れてみてはいかがでしょうか?
その際には、洗濯物の量や使う時間帯など、ご自身にあった設備を選ぶと良いでしょう。