庭付きの一軒家にお住まいであれば、庭を活用した家づくりをしたいと思うものでしょう。庭を活用したリフォームとして人気の高いものに、ウッドデッキを導入するというものがあります。
とはいえ、「ウッドデッキってなんとなくオシャレな感じはするけど、実際にどんなメリットがあるのかわからない」と思う人も多いかもしれません。
ここではそのような方々に向けて、ウッドデッキの持つ魅力をご紹介します。
リビングが広くなったように感じられる
基本的にウッドデッキはリビングの掃き出し窓から直接つながった場所に位置します。
リビングの床から段差なく設けられることが多く、リビングから気軽に出ることができるため、リビングが広くなったように感じられるでしょう。
広々とした開放的なリビングルームは気持ちをリラックスさせてくれますし、すぐに外の空気を味わえるようになることは、精神衛生上もメリットがあると言えるのではないでしょうか。
洗濯物が干しやすい
リビングから気軽に出られるという点から、洗濯物を干しやすいというメリットがあります。
面積が取りやすいので、ベランダやバルコニーと比べてもたくさんの洗濯物を干すことが可能です。リビングから直結しているということは、キッチンなどからも見えやすいので、急に雨が降ってきたときなどに、速やかに洗濯物を取り込むことができます。出入り口に段差がなければ、運ぶときに足元が見えにくくなる布団を干すときなども安心して持ち運びすることができるなど、ウッドデッキは洗濯物を干す際にとても便利であると言えるでしょう。
DIYなど、さまざまなことを行える
ウッドデッキはリビングの延長のようなものですが、あくまで屋外にあるものです。
室内ではできないようなことを、ウッドデッキであれば行うことができます。たとえば、DIYで家具を手作りする、バーベキューをするなどです。
また、ベンチやテーブルを置いて、コーヒーや紅茶を飲めば、まるでオシャレなカフェのテラス席にいるような気分に浸ることができます。お子様やペットがいらっしゃる家庭であれば、彼らが自由気ままに遊びまわれる場所にももってこいでしょう。
ウッドデッキの注意点
素敵なメリットが多いウッドデッキですが、導入するのであれば知っておきたい注意点があります。
・メンテナンスが必要
木製のウッドデッキなどであれば腐朽のリスクがありますし、どのようなものであれ使っていればだんだんと劣化するものです。日頃から掃除をするなどのメンテナンスが必要です。
・ただの物置き場になることも
導入する前に、ウッドデッキをどのようにして活用したいのか検討しておかなければ、設置した後に持て余して、結局ただ物を置くだけの場所になってしまうことがあります。どのように活用したいのかしっかり考えてから導入を検討しましょう。
・開放感があり、人目が気になることも
ウッドデッキの開放感はメリットですが、道路などから庭が見えるような状態であれば、そのまま直接リビングまで見えることになります。ウッドデッキにフェンスをつけたりして、庭が覗けないように工夫しましょう。
注意点がありますが、ウッドデッキは大変魅力的なものです。
広々とした開放的なリビングにしたいと考えている方は、ウッドデッキの導入を検討してみてはいかがでしょうか。