不均一色なレンガ外壁

サイディングは、住宅に使用されている外壁材の一種で、外壁リフォームでもよく利用されていています。そんなサイディングの持つ特徴や種類には、どのようなものがあるのでしょうか?
今回の記事ではサイディングの種類とそれぞれのメリット、サイディングを使ったリフォームの際の注意点についてご紹介します。外壁リフォームを考えている方は参考にしてみてください。

短時間・低コストで施工可能!サイディングの特徴とは?

サイディングとは、外壁に使用される外壁材の一種です。サイディングボードと呼ばれる板を建物の骨格部分に貼り付けていくことで、短期間で簡単に施工ができます。
また従来のモルタル仕上げに比べ施工が簡単なため、均一かつ美しく仕上がりやすいのも特徴です。
サイディングにはさまざまな種類があります。外観の仕上がりや、それぞれの特長などをふまえて選ぶとよいでしょう。

デザインもさまざま!サイディングの種類について

窯業系

セメントと繊維質で作られた窯業系のサイディングは、他の材質に比べ、防火性・施工性に優れています。またメンテナンスが比較的手軽であることや、デザインが豊富なことから、もっとも多く普及しています。

金属系

カラー鉄板やアルミニウム合金などで作られたものが金属系サイディングです。リフォームの際に用いられることが多く、軽量なので耐震性に優れています。

木質系

主原料に木材を使用した木質系サイディングは、木のナチュラルな風合いを活かして作られています。
材質が木なので火や水に弱く、こまめにメンテナンスを行う必要があります。

樹脂系

塩化ビニル樹脂を使用したサイディングを樹脂系と呼びます。
寒さに強く、酸性雨による腐食やひび割れなどが起こりにくいという特長があります。

リフォームで外壁をサイディングにするメリット

サイディングには、さまざまな素材や色があり、選び方によってはがらりとイメージを変えることができます。
従来よく利用されていたモルタル塗りは、塗装作業や乾燥などに時間がかかり、工期が長くなる傾向にありました。しかしサイディングを張る場合は、ボードを張っていくだけなので、短い工期で行うことが可能です。

さらに、モルタルのようなひび割れを起こしにくいこと、材料費や工費が比較的安価であることなどもメリットです。このため、なるべく「短期間で手軽にリフォームを済ませたい」という方には、向いている方法といってよいでしょう。

サイディングリフォームの注意点とは?

サイディングは年数が経つにつれ、日光や風雨などの影響により劣化していきます。
もっともポピュラーな窯業系サイディングの場合、施工から7~8年ほど経過すると表面の塗装が剥げ、水が染み込みやすくなります。さらにシーリングと呼ばれる、サイディングの間のつなぎ目にひび割れが起こってくる場合も。外壁の耐久性を持続させるためにも、定期的なメンテナンスを行いましょう。
サイディングのリフォームでは、塗装を塗り替える方法や上からサイディングを張る方法、すべて張り替える方法があります。外壁の状態によって最適な方法が変わってきますので、まずはリフォームをお願いするお店に相談してみましょう。

種類も豊富!サイディングで外壁を美しくリフォーム

紺色の外壁

サイディングは、短期間で外壁を美しくリフォームしたいという方に適しています。最近では雨水で汚れが落ちる高機能なサイディングも販売されていますので、上手く取り入れてみるとよいでしょう。
また、リフォームの際にはどのぐらいの工期・費用がかかるのか、また仕上がりはどんなイメージになるのかを確認しながら進めていきましょう。


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