家の設備や内装・外装、間取りを作り替えて住みやすくすることができる「リフォーム」。リフォームの理由は、ご家庭によって実にさまざまです。
今回の記事では、リフォームを検討する“きっかけ”のなかでも、特に多い理由をご紹介します。
きっかけその1「家や設備が故障、老朽化した」
リフォームのきっかけとして多いのが、住宅の老朽化による劣化です。
住宅は住み続けるうちに内装のはがれや外壁、瓦、床板などの傷みが生じますので、その都度リフォームをしたりまとめてリフォームをしたりするご家庭が多いのです。
また、給湯器やキッチンといった設備の故障や老朽化をきっかけに、浴室全体やキッチン全体をリフォームする方も少なくありません。
きっかけその2「ライフステージの変化」
お子さんの成長に合わせて間取りの変更をしたり、定年退職を迎えて自由な時間を過ごせるようになったり。
こうしたライフステージの変化も、リフォームのきっかけには多いのです。
そのため、家を建てる時点で「リフォームを前提とした間取り作り」を考える方も珍しくありません。
きっかけその3「高齢の家族のため」
住み始めてから年数が経っている家は、高齢の方には使いにくい作りをしていることが多いもの。
ご両親と同居しているご家庭では、段差を少なくしたり、ドアを引き戸に変更したりといった「バリアフリーの家」にリフォームする事例が多く見られます。
他には、将来の自分たちが住みやすい家にすべく、バリアフリー化を目指したリフォームを決める方もいます。
きっかけその4「収納スペースの不満」
長い間暮らしているとどうしても物が増えてくるものです。そのため、収納の不満がきっかけでリフォームを検討する方も多数おられます。
部屋にクローゼットを設置したり、キッチンにパントリーを設置したりすることで家の収納力をアップさせることができます。
今まで収納に苦労したものがスッキリと収まるため、部屋が広く感じられるようになるでしょう。
きっかけその5「近所の人や知り合いがリフォームをした」
意外にも思えますが、近所の人や知り合いの方がリフォームをしていたことがきっかけになる方も多いといわれています。
同時期に建てた家がリフォームをしていると「自分たちの家もそろそろかも」とリフォームを検討したくなるのです。
また、リフォームを済ませた家がきれいになっていたり、最新の設備の便利さに感動したりといったこともリフォームの動機になりやすいでしょう。
きっかけはそれぞれ! リフォームで住みやすい家に!
リフォームを検討するタイミングは、住んでいる家の築年数や周りの環境、ご家族の状況などによっても異なります。
ただし、住まいや設備に我慢しがたい問題や不満が生じているならば、前向きにリフォームを検討してよいといえるでしょう。
また、リフォームを迷っているという方は、ぜひリフォームのプロに相談してみることをおすすめします。必ず心強い味方になってくれますよ。